好適環境水は、岡山理科大学専門学校の山本俊政先生が開発した不思議な水です。今問題になっている環境汚染・海洋汚染の改善になるともいわれている水です。なんと、淡水魚と海水魚がこの水の水槽で一緒に泳げるのです。水の浸透圧を調整して、海水に含まれる元素を調整して作られた好適環境水の紹介です。
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好適環境水とは、岡山理科大学専門学校の山本俊政アクアリウム学科長らが開発した、不思議な水です。 不思議なことに好適環境水は、海水魚も淡水魚も一緒に育成できるのです。 その謎は、淡水にわずかな電解質を加えることで、海水魚と淡水魚が同じ水槽内で生育できるのです。 水と体内の塩分濃度の違いから、淡水魚は体内に過剰に水分を取り込まないように、海水魚は逆に水分が出過ぎないように浸透圧を調整しています。そこで、山本学科長達は、海水に含まれる約60種の元素の中から、魚の浸透圧調節に深くかかわるカリウム、ナトリウムなど数種類の成分と濃度を特定して、わずかな濃度の電解質と淡水を加えることで、この水を生み出しました。その水を「好適環境水」と名付けて、現在特許を申請中なのです。 この研究をはじめたきっかけは、専門学校が海まで遠かったことなのです。海まで片道35q、研究用の海水の調達には、時間・コスト・手間がとてもかかったのが研究の始まりなのです。開発での最大の難関は、「海のものは海で、川のものは川で」という当たり前の考え方から脱却だったそうです。海水魚も育つ代用水を作ろうという発想の転換から『好適環境水』が生まれたのです。 現在は、クマノミと金魚が同じ水槽で泳ぐ、そんな夢のようなアクアリウム製品を近い将来実現すべく、一般的なアクアリウム用品としての製品化に向け、産学協同のプロジェクトチームを始動しているのです。『好適環境水』の技術を応用した「観賞魚用品」開発に、期待ですね。 JR岡山駅の1階つどいの広場に、大型アクアリウムが設置されており。水槽には『 好適環境水 』が使用されて、サワラやハリセンボンなど海水魚5種と、ニシキゴイなど淡水魚2種、約40匹が交ざって泳いでいるそうですよ。
好適環境水のメリットは、
@低コスト。(現在の人工海水や海水運搬に比べて値段コストが60分の1になります)
A水資源のみで海水魚が養殖可能。(山でも、海水魚が飼育できる)
B海水なしで受精から出荷まで可能になる。
C海水より成長が早い(海水に対する浸透圧調整のエネルギーを生長のエネルギーに回せたのではないかと考えられ、現在研究中です)
D魚病が起こりにくい(魚の病気の原因となる細菌が繁殖しない為、魚病薬などを使わない安心安全な魚が食べられる)
E魚による適合性が広い
F微小プランクトンの培養が可能
G天候に左右されない
H地球に優しい養殖が可能
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